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代表者からのご挨拶
私たちの会社もケアも全く未熟です。
だから、いろいろな躓(つまづ)きや失敗、課題から学び、成長を大切にできる組織だと思います。
そのような私たちの‘強み’と思うことが3つあります。1つは、理念が明確に示されていること。2つめは、そのことによって、ケアの意味づけができること。3つめは、さらに理念にもとづいたケアとその意味づけから振り返る(言語化する)機会があることです。
一見、難しく感じると思いますが、チームが共通言語を持ち、理念を意識できることで、はじめて、「相手の体験に視点を転じる」ことが、可能になるのだと思います。
私は、長年認知症ケアの現場に携わってきました。これまでの私は、認知症の人の訴えに、説明し、励まし、さらに、何とか落ち着かせ、その場を切り抜けようと,だまし,かわし、すかし,うそをつき、スルーすることを繰り返していました。しかし、認知症の人の訴えは、際限なく繰り返される。どう対応していいか分からぬまま、認知症の人の訴えと格闘していく日々でした。当時は、そのような対応を振り返ることも、言語化することもなく、無意識に、無自覚に、漫然と繰り返していました。
今、<援助とは、苦しみを和らげ、軽くすし、なくすこと>と援助の概念を学び、認知症の人は、深く激しい苦しみを抱えていること。さらに、援助者が説明し、励まし、だまし,すかし,かわし,うそをつき,スルーしていくという対応は、援助者の援助できない苦しみのサインであることが明らかになってきました。つまり、過去の私のケアは、認知症の人の苦しみではなく、私自身の援助できない苦しみを対処するという、援助としては全く的外れだったことに気づきました。
業務から援助へ、問題解決から苦しみを和らげるケアへ、対人援助の専門職として、援助の意味を深め、認知症の人、かかわるスタッフ、ご家族、地域の皆さん、そして、これから出会うあなたと共に成長していくことができればうれしく思います。
株式会社CARE&SONS 代表取締役
- 株式会社CARE&SONS 代表
- 対人援助・スピリチュチュアルケア研究会副理事長
- 鹿児島県認知症介護指導者
- 社会福祉士
- 介護支援専門員
- 認知症ケア専門士
会社概要
法人名 | 株式会社CARE&SONS(小規模多機能ホームよかよかん & グループホームよかよかん) |
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代表者 | 坂井 明弘 |
所在地 | 〒896-1811 鹿児島県薩摩郡さつま町虎居1553番地2 |
TEL | 0996-53-3099 |
FAX | 0996-29-3337 |
yokayokan@forest.ocn.ne.jp | |
会社設立 | 2013年12月24日 |
事業開設 | 2014年8月1日 |
スタッフ数 | 約30名。現在、男性:6名、女性:24名。平均年齢は40歳で、年齢階層は幅広く、20歳代から70歳代までのスタッフが活躍しています。 |
経営方針 | Fair(公平)・Share(共感)・Care(援助) |
理念 | 援助の実践 ~援助とは苦しみを和らげ軽くしなくすること~ |
事業所名
小規模多機能ホームよかよかん(事業種別:小規模多機能居宅介護)
- 開所日:月曜日~日曜日
- 利用対象:さつま町に住所を有する、要支援1から要介護5までの方
- 定員:29名(最大登録者数)
- 事業所機能:<通い><泊まり(9室)><訪問>を組み合わせたケア・援助によって、可能な限りの在宅生活を支えます。
グループホームよかよかん(事業種別:認知症対応型共同生活介護)
- 開所日:月曜日~日曜日
- 利用対象:さつま町の住所を有する、要支援2から要介護5までの方で、かつ 医師から認知症の診断を受けた方
- 定員:18名(9名×2ユニット)
- 事業所機能:認知症の方を援助し、認知症の方の自律の回復を支えます。
所在地
〒896-1811 鹿児島県薩摩郡さつま町虎居1553番地2
平安時代末期に築城された虎居城を囲むように、川内川が180度にペアピン状にカーブしており、自然の堀として利用していた。
川の湾曲部に沿った城の敷地が、虎が伏しているように見えることから、「虎居」といわれるようになった、、、らしい。
国土交通省九州地方整備局川内川河川事務所HPから