日々を感謝で綴ること。

よかよかんの風

こんにちは!年末に、「ブログの更新を頑張る」と宣言し、3月に今年2回目の投稿をしているマツシタです。

もっとこまめに、よかよかんの事を綴りたいなぁと思っているのですが、なかなかです…

こんな私とは正反対に、毎日のことを丁寧に書き続けている方がいらっしゃいます。

グループホームご利用者様のSさんです。

Sさんは大正生まれ!毎日毎日、何年も、日記を書き続けていらっしゃいます。

「日記の日付が合っているか確認して欲しい」とのSさんからのお願いで、

毎晩、夜勤者にて日記の日付を確認しています。

私も夜勤をする時には日記を見させてもらうのですが、

綺麗な字で、今日の出来事をギッシリと書かれています。一日も休むことなく!

読ませてもらう度に、すごいなぁ…と感動します。

Sさんは、

「私の字は汚くて読みにくいでしょ?」

「でも、日記を書くことは良いことだよ。こんなことがあったなーって、思い出せるからね。」

と言われます。

日記を読ませてもらうと、

『今日も朝起きて、カーテンを開ける。良い天気で気持ちがいい!』

『友達が遊びに来てくれました。たくさんお話して嬉しかった。』

『お風呂に入りました。何よりのご馳走です。気持ちが良かった。』

『ご飯を美味しくいただきました』『みんなでお茶をいただきました。ありがとう。』

今日あったこと・行事のこと・利用者さんとお話したこと・・・色々なことが書かれています。

また、Sさんは私達職員のことも書いて下さり、

『優しいお兄ちゃんがコーヒーを持って来てくれました。ありがとうね。』

『可愛いお姉ちゃんが薬を塗ってくれました。本当に優しいんだから、娘にしたい!』

『泊まりのヨカニセさんが来てくれた、ガタイは良いがとても良い人です』などなど…

毎日たくさんの「ありがとう」が、Sさんの日記に残されています。

もし私が日記を書いたら、きっと文句や愚痴ばかりだろうな…その前に3日も続かないだろうなぁと想像します。

私はSさんに聞いたことがあります。

「Sさん、日記に良いことばかり書いてありますね!いいですね。」

Sさんは、

「あんた達が良くしてくれるからよ。私は本当に幸せ。ありがとうね。」

と言って下さいました。ちょっと泣きそうになりました。

Sさんとお話したり日記を読ませていただくと、

自分が当たり前と思っていることこそが、ありがたい事なんだなぁと感じます。

朝起きて、ご飯を食べて、みんなでお茶をして、お話したり笑ったり。

一つ一つのことに「ありがとう」と感謝され、それを「あんた達のおかげよ」と言って下さるSさん。

私も、当たり前と思っているようなことにも感謝が出来るようになりたいなと思いました。

そして、Sさんにとってこれからも、よかよかんが居心地が良い場所でありますように

一緒に楽しく過ごしていきたいと思います。

Sさんの姿に学ぶことばかりです。Sさん、ありがとうございます。

 

(ちなみに、筆者が夜勤の日には『今日の泊まりのお姉ちゃんに早く彼氏が見つかりますように』と書かれていました。。

Sさん、ありがとうございます。涙)

 

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