つかの間のお散歩・・・

よかよかんの風

こんにちは。
黒子です。

 

つい先日の出来事です。
梅雨の晴れ間の日。

 

Yさん「ちょっと,その辺を散歩してきていいですか?」
黒子「お散歩ですね。いいですよ~。今日は天気がいいから,気持ちがいいかもですね。」
Yさん「はい!行ってきますね。」
黒子「気をつけて,いってらっしゃい♪」

 

5分程して外を見ると,Yさんの姿が見当たらず・・・
どこまで行ったかなぁ・・・と思い,私はYさんが向かった反対方向へと向かいました。

 

Yさん発見!
堤防を気持ち良さそうに歩いていました。

私に気付いたYさん。
Yさん「はら!」(すこし驚いた様子で)
黒子「私も一緒にお散歩しようかなぁと思って。(笑)」
Yさん「アッハッハ。前はねぇ,家に居る時は一人で毎日,堤防の下をお散歩していたの。気持ちがいいよ~」
と話してくれました。

 

介護をしていると,色々なことが目に付きます。気になります。心配になります。
だからこそ,「危ないですよ。」「気をつけて。」など言葉をかけます。
その時は,相手を気遣って言っているつもりでも,相手にはどんな風に伝わっているのだろう・・・

 

そんな事を,ふと考えた日でした。

 

Yさんと一緒に歩いた堤防は,本当に心地よい時間が流れ,私もホッと一息つけた良い時間でした。

 

 

だた,一緒に寄り添う。

だだそれだけで,いいときもある。

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