夜の、ほっこり話。
こんにちは!夜勤明けは、ひたすら寝る派のマツシタです。
友人らに介護の仕事をしていることを話すと、「夜勤って大変じゃないのー?」と聞かれますが、そこは否定しません。
でも、夜だけのイイ事も沢山あるのです。
利用者さんに、「泊まりね?頑張ってね、宜しくね」と言ってもらえたり・・・
記録を書いていると、「頑張ってるね!」と声を掛けてもらったり、
鼻をすすっていると、上着を持ってきてくれて背中に掛けて下さったり・・・涙。
夜には、たくさんの『ほっこり』もあります。
グループホームご利用者のМさんは、夜間にお手洗いに行かれます。
夜勤者を見ると、
「まっ!こんな時間まで起きてたの!」「寝なかったの?」と心配して下さいます。
私:「当番でしたー」
Мさん:「当番ね。まー、可哀想に…こんな遅くまで。」「ちょっとココで寝なさい、もう私は起きるから!」
私:「Мさん、ありがとうございます、内緒にしててくれる?」
Мさん:「内緒にしててあげるから!!笑」
・・・もちろん寝ることはしませんが(笑)、そのお気持ちがとても嬉しくて、心が温まります。
そして夜中にも関わらず、相手を気遣われるМさんが凄いなぁ…といつも感じます。
Мさん、御年98歳!
いつも歌やお話で皆さんを盛り上げて下さったり、お皿拭きや洗濯物たたみ等の職員の手助けもして下さいます。
Мさんはよく家で暮らしていた頃の話をして下さり、
いつも近所の方々が集まってきて、お茶やお漬物をいただきながら沢山お話していたことを聴かせて下さいます。
いつでも周りの人を気に掛けて、たくさんの人を明るく元気にしていたんだなぁと、お話を聴かせてもらって感じました。
Мさんの優しさ、温かさが、
夜にやや疲弊した夜勤者を癒して下さいます。感謝です。